2010年入社

梅前 健太

KENTA UMEZAKI

ステーション事業本部
有楽町線駅務センター

Q1. どのような仕事を
していますか?

東京メトロ駅の駅員として
改札や列車監視業務など
様々な役割を担っています。

駅務センターは、東京メトロから駅業務を受託して駅の運営を行っている部署です。その中で私は、地下鉄赤塚駅の駅員として働いています。仕事の内容は、改札でのご案内業務、ホームでの安全確保や列車監視業務、お忘れ物の捜索および管理、そして最終列車後と始発列車前には出入口のシャッターの開閉を行う等、多岐にわたっています。
お客様からは乗り換えや出口、周辺の地理について多く尋ねられます。最近では特に訪日外国人のお客様が多く、英語でのご案内やタブレット端末の通訳アプリを利用したご案内も増えています。今、私が目指している理想の駅員は、複雑な東京圏の路線網や建物の案内を完璧に行う「駅のコンシェルジュ」です。駅を利用されるお客様は、世代も国籍も様々です。駅員のところにいらっしゃるのは、何かわからないことや不安があるからです。そういったお客様に少しでもお役にたてるようになることが私たちの責務です。お客様が東京メトロを利用して良かったと感じていただけるような接客を心掛けています。

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Q2.どんな時に
やりがいを感じますか?

759万人のお客様の日常を支え、
一日を無事に終えたとき。

東京メトロ全体で、一日平均759万人のお客様にご利用いただいています。首都東京の足となり、数多くのお客様の何気ない日常を支えていることが、私のやりがいにつながっています。また、鉄道事業で一番身近にお客様に接するのが駅員なので、不安そうな表情をされていたお客様を笑顔で送り出せたときや、「ありがとう」という一言をいただいたときに喜びを感じます。
駅業務は、自分がいる駅だけが安全でも成り立ちませんし、自分の駅で何かが起きると、ほかの路線や駅にも電車の遅延・運転見合わせという影響が出てしまいます。そういった意味では、業務に携わる全員で東京メトロ全体を守っていると言えますね。だからこそ、その日一日が無事に終わり、出入口のシャッターを閉める瞬間はホッとします。

Q3.入社してみて感じたことは?

周りの先輩はもちろん
会社全体で
サポートしてくれます。

駅業務は一人ではできず、運転見合わせや急病のお客様の救護活動は駅にいる全員で力を合わせて対応しています。駅員は若手からベテランまで年齢層は幅広いですが、普段からコミュニケーションを取って信頼関係を築いているからこそ、何か起きたときでも協力し合えていると感じています。和気あいあいとした雰囲気で、何でも相談できるため、仕事もしやすいです。
駅員は宿泊勤務があるので、入社当初は体力面や自分にできるかどうか不安がありました。ですが、周りの先輩の支えだけではなく、本社にいる部長や課長が話を聞いてくださったり、研修があったりと、会社としてのサポートも手厚いと感じました。ですから、不安があったのは最初だけでしたね。資格取得支援も充実していて、チャレンジできる機会やチャンスが豊富にあります。私は学生時代にとにかく苦手だった英語を上達させるため、会社に費用を全額負担してもらって英会話教室に通っています。

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Q4.就職活動をしている皆さんへ
メッセージをお願いします。

思っている以上にさまざまな経験ができる、
夢が膨らむ会社です。

入社前に「こうなりたい」と思っていた駅員像がありましたが、実際に仕事をすると、想像していた以上にいろいろな出来事があって、多種多様な経験を積めています。最初に思い描いていた駅員像よりも、夢が膨らみ、やりたいことが次々と出てくる会社です!ですから、何事もチャレンジする気持ちを持っている方が、成功も失敗も含めた多様な経験を活かしていけると思います。
社会情勢が変わる中で、東京メトロも当社も時代の波に乗って変化しています。私の入社当時よりも資格取得支援などの教育・研修が充実し、それをチャンスだと思って挑戦してきました。社会も当社も変わる中で、私自身も変わってきていると思います。また、東京メトロのメンバーと一緒に行った研修では、ベトナムに建設中の地下鉄を見学するという経験もできました。「学び合う風土の醸成」が当社の目標のひとつなので、会社も周りにいる人達も応援してくれる環境があります。