2018年入社
澁谷 綾夏
AYAKA SHIBUYA
ステーション事業本部
案内センター
Q1.
どのような仕事を
していますか?
東京の主要駅にある旅客案内所で、
お客様のお手伝いをしています。
東京メトロの駅構内にある旅客案内所で、お客様のご案内をしています。案内所は東京駅、上野駅、銀座駅、新宿駅、表参道駅、池袋駅に設置されていて、主に、東京メトロの利用に不慣れなお客様や訪日外国人の方に対して、道案内や乗り換え案内を行うほか、観光やビジネスで訪れた方に向けて企画乗車券の販売も行っています。迷っている様子のお客様には、「お探しのものがありますか?」「お困りのことはありますか?」と積極的にお声がけしています。特に券売機の前で迷われている方が多いため、常に注意を払いながら、迅速にお手伝いできるよう努めています。
また、訪日外国人のお客様には、英語や中国語、韓国語で対応するよう心がけていますが、言語が足りない場合は、携帯しているタブレットの自動翻訳アプリを活用してご案内しています。
また、案内業務の一環として、ご案内用の地図の作成も担当しています。この地図は、タブレットに保存してお客様にお見せしたり、周辺地図にマーカーや印を付けた上でお渡ししたりするなど、状況に応じて活用しています。
Q2.どんな時に
やりがいを感じますか?
お客様からお礼の言葉を
いただいた時。
そして、お客様の笑顔を
見られた時です。
お客様一人ひとりに寄り添った丁寧なご案内をした時に、感謝の言葉をいただいたり、お客様の笑顔を見られたりするとやりがいを感じます。目的地までの行き方を聞かれたときに「歩く距離が短い方がいい」とご希望されたお客様がいらっしゃいました。最適なルートをご提案したところ「こんな行き方もあるなんて、聞いて良かった!」と喜んでいただけた時は、心から嬉しく思いました。
また、訪日外国人の方に多いのですが、買いたいものや食べたいものは決まっているがどちらに行けばいいかわからない、というケースがあります。わかる範囲ならば直ちにお答えしますが、わからない場合はその方の代わりに、私のタブレットでお調べすることもあります。「日本語で感謝を意味する言葉は?」と聞かれて教えた、「ありがとう」を言ってくださる方もいます。また、ご案内したお客様が観光の帰りに、私にお礼の言葉を伝えるため案内所に立ち寄られたことがありました。この仕事をやっていて良かったと思う瞬間でした。
Q3.入社してみて感じたことは?
入社前に抱えていた不安は、
職場の皆さんの優しさが
解消してくれました。
高校を卒業して不安を抱えながら入社しましたが、職場の先輩方が温かく迎え入れてくださり、丁寧に指導していただけたおかげで、安心して働き始めることができました。鉄道に関する知識が全くない状態でのスタートでしたが、入社後にはしっかりとした研修を受け、その上で現場に出たため、自信を持って業務に臨むことができました。
案内業務は基本的に2人体制で行っていて、最初のうちはマンツーマンで先輩から教えていただき、困ったときにはすぐにフォローしてもらえたので、業務をスムーズに覚えることができました。分からないことがあれば、誰に聞いても親切に教えてくださる環境が整っているのも心強いです。
英語に関しては、英語が得意な先輩が実際にお客様に案内する際のフレーズを参考にして学ぶことが多くあります。また、毎朝の点呼の時間には会議室で英語のフレーズを繰り返し唱和し、日々勉強しています。入社当初は英語に自信がありませんでしたが、今ではスムーズに英語で案内できるまでになりました。
さらに、中国語や韓国語が得意な先輩が講師となり、社内で語学研修を開催しています。こうした取り組みによって、多言語での対応力を少しずつ高めています。
Q4.就職活動をしている皆さんへ
メッセージをお願いします。
制服を誇りに、
日々やりがいを感じながら
楽しく仕事をしましょう。
私はこの会社に入社したことで、素敵な方々に出会えました。先輩方はいつも気にかけてくださいますし、仕事はもちろん仕事以外のことも相談できますので、大変良い環境だと思います。同期入社の同僚や先輩後輩ともプライベートで食事に行く機会も多いので、毎日楽しく過ごせています。
当社は部活も盛んなのですが、私は昨年からサッカー部のマネージャーになりました。応援しているだけですが、サッカー部に入ったことで異なる部署の方とも知り合いになれたので、入部して良かったと思っています。
お客様への目印となる制服と青いラインが入った案内係の帽子は、私たちの誇りです。ぜひ私たちの仲間となって、一丸となって楽しくお仕事をしましょう。そして、東京メトロを利用されるお客様を笑顔に、ハッピーにしていきましょう。